下関から北九州 その7 長門一宮 住吉神社 その他摂社(前半)  〜 神様アスリート 

ども!むいさん⭐️です!!

っは〜〜〜〜〜!!
だいぶ長くなってしまったい。。。。

書いている方も息切れして参りましたが。。。
(てか、まだまだ神社いっぱいあるんですけどね😅)

気を取り直して、
残りの摂社・末社もさくさくいきたいと思います。
(サクサク・・・?行けるのか!?)

<<これまでの履歴>>
1社目 彦島八幡宮
2社目 伊崎厳島神社

3社目 長門厳島神社
4社目 長門國一宮 住吉神社

5社目 長門國一宮 住吉神社 摂社 七社神社(前半)
5社目 長門國一宮 住吉神社 摂社 七社神社(後半)

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というわけで、やってきました土着の神様⭐️蛭子社

文字通り、「えびす」さまである。

そして、ここでまた私の推察が入るのだが。。。

元々、土着の神としてヒルコ神とえびす様とが祀られていたのだと思う。
これはどちらも海の神様。

さて、ヒルコ神というのは、
淡路島で国作りをしていたイザナギとイザナミの両柱が、
プロポーズを失敗たときにできた神様。

手足のない、醜い子が生まれてしまったということで、
葦船に乗せて、海に流してしまう。

3年経っても歩けず、喋れなかったために、
「この子は国の礎として役には立たない」と、
海に捨てられてしまったというのだ。

神様とはいえ、
なんて酷いことするんだ。。。。
神、ぱねェな。。。。

ところがこのヒルコ神、そこで終わらない。

そのあと遠く九州の地に流れ着いて、
そこで神様として力を発揮した、というのだ。
そんな伝承が、南九州には残っている。

これは、私が実際に宮崎や鹿児島に行ったときに聞いた話(みた話)で、
結構あちこちで耳にしたのだ。
特に、霧島地方に行ったときに、あちこちの神社にこの伝承の看板があった。

というのも、こんな話だ。

遠くから流れ着いたヒルコ神は、
流れ着いた地で、地元民に助けられ、そこに大きな森を築いた。

そして、地元民に助けられながら、
霧島の温泉地で療養と治療を重ね、
見事立派に神様としての役割を果たした、というのだ!

実際に、蛭児(ヒルコ)神社というのが、鹿児島にある。

南宮崎から鹿児島にかかる霧島火山帯は、
昔から温泉療養地として有名な土地柄。

こんな伝承があちこちに残っているということは、
実際に「蛭子」様が海からやってきて
南九州の人々を、何らかの関わりを持ってお助けしたのだろう、
と、推察される。

つまりイザナギ・イザナミによって認められなかった神様は、
遠い南九州の地で、
立派に神様としてご活躍なさった
ようなのだ。

ただ、私も10年近く前の話でもあるので、
あまり記憶にも近くないのだが、
どんなに醜い神様だったとしても、
ただただ野垂れ死布ではなく、きちんとご活躍されているのが素晴らしい。

神様はやはり神様!なのだ。。。

またもう一つの疑問として残るのが、
なぜえべっさんと呼ばれる恵比寿神と習合したのだろう?という点。

だが、この辺りはそんなに難しくなく。

恵比寿神は、元々海からやってきた神様。
ヒルコ神もまた、海からやってきた神様。

この「海からやってきた」というところが
イメージの一致を招いて、
「ヒルコ=恵比寿」みたいになったと、世間様では言われている。
東ではあまり聞かない話だが、
西の方には、結構こんな話が伝えられている。

まー、そんなに間違ってないのだろうと思う。

話は戻るが、
こちらの住吉神社では、後々、
西宮の恵美須神社から、きちんと二柱を勧請しているあたりが、
この住吉神社の真面目なところ

ふつーは、そのまま社作って終わりとか多いから、
すでにあるものを、よりしっかりと固めてお祭りなさっている、
大変真面目できちんとされている神社様だと感じるのだ。

いい神社さんだー!

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では、次!! 田尻社&若宮社


・田尻社 〜 おそらく、ここの宮司さんの祖神(おやがみ)様。プラス天満様(菅原道真)
・若宮社 〜 一般的に応神天皇・神功皇后と、それに連なる親族の神様が祀られていることが多い。
       こちらの若宮さんは、神功皇后が指名した神主様のようだ。

この二社に関しては、
この神社に関わる神職に関する神社さんなのだと思う。

神職というのは、お寺と違って血縁性で、
きちんと血が繋がっていないと正式な神職として認められない。

この慣習はいまだ残っており、
神社の神職というのは、
現代社会においても「選ばれし民」という地位を持っている。

私は、神学系の学校に行ったことはないのだが、
大学時代にそれ系の大学に行ったことがある知人に聞いた話だと、
神職につくために『「自覚」を持つように!』
という話を最初にされる、ということを聞いたことがある。

これは、理にかなったことと思われる。
というのも、霊感応の力は、体質的に遺伝するからだ。
その血筋を守る、ということは、
この仕事をする上で、大切な条件なのではないかと思われる。私見だが。

実際に私がこの仕事をしていて感じるのは、
霊感応というのは、体質の一つである、と言い切ってもいいぐらい、
遺伝するし、本人の肉体と強い関わりを持っている。

元々霊感応が鈍い人が、
霊感応を得るためには、やはりそれなりの修行が必要になる。

この霊感応を得るために、
特に「血筋」と「家柄」というものは、
避けようもない要素だったりするわけで。

神職についている人に
不思議なことが起こりやすいのは、
ひとえにその血筋と家柄からやってくるものだ。

この辺は、もう少し突き詰めてデータが欲しいところだが、
科学的なデータとして集めて統計を取っているなんてことは、
日本ではあまり聞かないので仕方がない。
(ロシアなんかは、こんな面白いことをよくしている)

霊感応と体質や遺伝に関する話は、
私の経験している臨床と主観でしか語ることができないのが残念である。
こんな研究を、できればしてみたいものだ。

どんなに世の中が平等になったとはいえ、
個体差と遺伝的な要素は、生物学上、変えることは難しい。

よっぽどの医療的なメスが入らない限り、
持って生まれた体質というものは、
死ぬまで、一生背負い続けるものだ。

霊感応というと、なんだか特別なもののように感じるかもしれないが、
詰まるところ肉体のセンサーの問題でしかない。
感じやすいかどうか、が大切で、
その感じていることに再現性と精度が求められる、というところなのだ。

結局は、足がはやい、とか、頭の回転が早い、というのと
あまり変わらない体質の一つでしかない。と私は思っている。

まぁ、話は脱線してしまったが😅

若宮社というのは、神職を祀る神社で、
田尻社というのも、説明書きから察するに、
神職の祖神様に当たるものだと推察される。以上。

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そして、最後の高元社

は〜い! きました! 素戔嗚さん!!

別のところにあったものを、道路の建設に伴い、
こちらに移動されたとのお話。

縁結びはわかるけど、なぜ病気平癒なのだろうか???
交通安全祈願とかじゃないのが、
他の素戔嗚さんとちょっと違う点かなと思いました。

ここ、語ると沼りそうだから、やめとく😅

素戔嗚さん伝説が読みたい人は、
ぜひ古事記を紐解いてみてくださいね〜

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という感じで、摂社末社終わったかなーーー??と思いきや。。。

まだもう少し続くのでした。。。。

続く。。。

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