むいさんと本
本は心の栄養、知恵の苗床になります。
ただ、知識は詰め込みすぎると、本質を見失う。 そういう危うさを持っています。
これまで様々な本に触れましたが、中でも「これは読んで身に付けると、確実に人生がハッピーになれる」
そんな本を集めてみました。
自助論
S.スマイルズ
スマイルズの名著です。日本では意外と知られていませんが、自己啓発本の先駆けだと思います。
ひたすら、誰がどうやって成功を掴んだかが描かれている本で、 元気がない時や落ち込んだ時、 心がどうしても動かないときに紐解くと、 胸が熱くなり、自分を奮い立たせることができます。
また、開運できる人とはどのような人かが描かれている貴重な資料でもあります。
私が一番読んでいる本だと思います。
道は開ける
D.カーネギー
事実を正確に捉えると生きやすくなる。 自分が予測したり考えていることは実は幻想でしかなく、その狭い視野から解放されたとき、未来への可能性は広がる。 そんなシンプルなことを教えてくれる本です。
私たちは、様々な近視眼的な情報や状態に惑わされて、とかく道を迷いやすいものです。 それは時代を超えても変わらず、人間の脳が持つ宿命的な特質でもあります。 脳の癖を自覚し、自らがトラップにはまらないために必要な視点を、この本は与えてくれます。
こちらの本の他にも、バイアスを扱った「ファスト&スロー」という本がありますが、いささか専門的すぎるようです。
まずは、物語を読みながら、どこに思考のトラップがあるのか、自分の人生の思い込みがあるのかを見つけてみてくださいね。
愛を伝える5つの方法
ゲイリー・チャップマン
いまだかつて、こんなに愛おしい本があったでしょうか?
チャップマン先生の愛に満ちた洞察が世界中の人間関係をきっとよくしてくれると信じて疑いません。
お互いの錯誤や思い違い、「わかってもらえない」などの寂しさは、たった少しの方法論で解決することができるのです。
ただ私たちは、それに気がつかず自己主張ばかりを相手に押し付けてしまいがちです。
このミスコミュニケーションを解消する方法は、まずは自分がグッと堪えて、一歩前へ踏み出すこと。
この勇気と覚悟は試されますが、この忍耐が相手に伝われば、それは誠意として受け取られ、円滑なコミュニケーションが取れるようになるのだと私は信じて疑いません。
今までたくさん我慢して、たくさん頑張ってきた行動や考えを少し修正するだけ。そこには積年の恨みやプライドが高く高く邪魔をしているかもしれません。
ですから、この本を実践するには「一歩踏み出す勇気」が必要、と考えて、本の内容を相手に要求するのではなく、まずは自分からやってみる覚悟を持ってみてください。
心の言語の違いは、母国語と外国語ほどの違いがあると思います。ですが、それらの障壁を超えて必ずお互いが幸せになる未来が存在する。
そう信じる方は、この本を手に日々の観察と実践を行ってみてください。
もちろん、私もこの本にたくさん助けられています。